新にんにく 200~(山口県産)
にんにくは1年中ありますが、この時季、新にんにくが旬を迎えます。にんにくを収穫後に乾燥させずにそのまま出荷するのが新にんにく。そのため旬は短くて、5~6月下旬頃だそうです。
通常、にんにくはしっかり乾燥させて長期保存できるように処理してから出荷するので、カサカサした皮に覆われていますが、新にんにくは皮がみずみずしく、中には茎が付いたまま販売されるものもあり、まさに球根の形をしています。普通のにんにくに比べて皮がしっとりとして水分が多く、香りはよりフレッシュな感じ。また、生で食べてみると、普通のにんにくより辛みが少なく、みずみずしさが感じられ、加熱するとねっとりホクホクした独特の食感があるそうです。
ただ、新にんにくは水分が多いので、カビなどに気をつけて保存する必要があります。冷蔵庫で保存する場合は、余分な水分を吸収させるために、新聞紙やキッチンペーパーにまるごと包み、ポリ袋やジッパー付きの保存袋に入れて口を閉じずに保存してください。閉じてしまうと湿気がこもってカビる原因になります。
冷凍庫で保存する場合は、皮ごと1片ずつにばらし、それをジッパー付きの保存袋に入れて冷凍します。皮が簡単にむけるし、使う時は解凍しなくても包丁で切ることができるので便利です。
他の保存法としては、オリーブオイルなどで漬け込むオイル漬け、醤油で漬け込む醤油漬けなどもあります。