カプチーノ

「カプチーノ」はカフェラテと同じく、イタリア発祥でエスプレッソベースの飲み物です。

「カプチーノ」とは、カトリック教会の一派であるカプチン会の修道士のことを指す言葉らしく、彼らが着るフードのついた修道服、カップッチョ（cappuccio、「頭巾、フード」の意）にちなんで名付けられたと言われています。イタリアではカップッチーノ（カプチーノ）はカップッチョとも呼ばれているそうです。

カフェラテとあまり見た目も変わらないお店も多くカプチーノが一番お店によって定義が異なると思われます。

一般的に、カプチーノはカフェラテよりもミルクのフォーム（泡）の部分が多いとされます。これによって、エスプレッソに対してのミルクの量がやや少なめになるので、カフェラテよりもコーヒーの味わいをより強く楽しむことができます。

作り方は違っても材料は同じなので、エスプレッソとミルクの分量を同じにしたら味も一緒になるのではと思うかもしれませんが、違った印象の飲み物になります。カプチーノは泡を楽しむもの。ミルクを蒸気で泡立てることによって味がよりまろやかになり、エスプレッソの深い味わいとマッチします。