ガーリックフランス(アンチョビ) 260
ブルスケッタもクロスティーニもイタリア語。どちらも、グリルかトーストしたパンで作るオープンサンドのことです。
イタリアでは各地方にそれぞれの名物ブルスケッタがあると言われています。上にのせる具は、温かいもの・冷たいもの・野菜・チーズ・肉・魚などらなんでもよいそうです。
正統派の作り方の場合、使用するパンは大きく丸く焼かれた田舎風の自家製パン。そのパンの特徴は、クラム(身)が粗いこと。焼いてから2~3日経って水分が少し抜けたものを使います。
これを1.5㎝程度の厚さにスライスして炭火の直火であぶるりこのあぶった芳ばしさが、ブルスケッタのおいしさのポイントとなるそうです。
炭火のグリルで網焼きしたブルスケッタが正統派なのに対して、クロスティーニは焼き方の規定がゆるやか。
オーブンやトースター、フライパンで焼いたものがクロスティーニと呼ばれます。
最近ではイタリアでの本来の区別はうやむやになっています。現在の区別は、パンを大ぶりにスライスしたのがブルスケッタで、小ぶりな1口~2口サイズに作ったものをクロスティーニと呼ぶことが多くなっています。
そして、1番シンプルなブルスケッタがガーリックトーストです。グリルしたてのパンににんにくの切り口をこすりつけて、上質なオリーブオイルをたらして岩塩を少量。好みで挽きたての黒コショウを振って出来上がりです。これは本来のレシピです。
当店のガーリックフランスはアンチョビガーリックバターです。