ドイツパン➁

ドイツパンのあれこれです。

お召上がり方の目安としてはライ麦比率が高いほど、スライスの厚さを薄くして食べ合わせのものを選びます。例えば、ライ麦比率50%のミッシュブロートは10mm、ライ麦比率100%のロッゲンブロートは5mmスライスなど。 ドイツ流の食べ方は、スライスしたブロートにバターを塗り、チーズ、ハム、野菜、ピクルスをのせ、塩、こしょうなどで味を調整して食べるそうです。

ライ麦パンを食べる時は、何か塗って食べるとパンの魅力がぐっと広がります。ドイツではパンに塗るもの(Aufstrich:アオフシュトリッヒ)がたくさんあります。ベーカリーやスーパーの惣菜売り場にはクヴァルクというフレッシュチーズに香草や野菜などを混ぜて味付けしたものやレバーをはじめ肉やハム、魚介類をペースト状にしたものが販売されています。家庭でもこのようなスプレッドを作っておく所もあるそうです。

最適な保存方法は、スライスせずに固まりのまま常温にて保存し、食べる量だけスライスすることがよりおいしさを保ち、美味しく食べていただけます。スライスした部位から乾燥し、風味が落ちていきます。長期保存のためには、冷凍保存がベストです。スライスしたブロートを1回に食べる量だけラップに包み冷凍します。食べる時は、数時間前に自然解凍させるか、冷凍したまま温めたオーブントースターで焼き戻しをします。

ライ麦パンは、トーストではなく、温めるくらいで食べるのが美味しく食べるコツです。ドイツでは、パンを固まりのまま紙袋で包み、パンを保存する専用の保存箱(Brotkasten)で保存するそうです。

新着のお知らせ

TOP
Translate »