ハード系 セミハード系


ハード系のパンは、クラストと呼ばれる表皮が堅く、パリッとした食感のパンです。例えば、バケットが代表的で、シンプルな材料でゆっくり発酵させて、風味を引き出して作るパンです。

ハード系のパンは、それだけで食べるというよりも料理に合わせて食べるパンが多く、最低限の材料だけで作り、粉の焼けるにおいや素材自体が持つ風味を十分に引き出している物が多いからです。

・粉・塩・酵母の基本の材料だけで作るパン。ハード系パンの代表であるバゲット

・ライ麦粉が多いほど重く、かたくなるライ麦パン

・フランスの田舎風のパンという意味のパンで、外皮がぱりっとしている、丸形のパン・ド・カンパーニュ 等々

セミハード系のパンとは、ハード系のパンとソフト系のパンの間のかたさのパンのことを言います。ベーグルやフォカッチャや食パン、イングリッシュマフィンなどが当てはまります。

生地をゆでることで弾力のある歯ごたえになるベーグル、イタリアの伝統的な食事パンのフォカッチャ、日本では、中は柔らかいけど、外皮はちょっと硬い、食パンがセミハードでは代表的で、いずれもほどよい噛みごたえで、そのまま食べることを想定して味付けをされてることも多いですが、食事パンとして食べられることも多いです。

※写真はカンパ―リーゼ(ハード系)

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