パンとコーヒー

今ではコンビニでも美味しいコーヒーが飲める日本に初めてコーヒーが伝わったのは江戸時代は八代将軍徳川吉宗の頃。

鎖国中で国内唯一貿易地長崎の出島。異国人・役人・貿易商人達の間で高価な飲み物として、不老長寿の万能薬として珍重されていたそうです。当時の文献にも効能が書かれています。当時のコーヒーはとても貴重な飲み物で、庶民が口にすることはほとんどありませんでした。ですから、コーヒーを漢字で書くと「珈琲」。王にカフェインの「加非」という当て字の漢字。王様が飲むくらい貴重な飲み物だったということとも言われています。

その後200年にわったて日本中にコーヒーが普及することはなく、大正末期から昭和初期にかけてカフェブームが起きます。しかし、第二次世界大戦のためコーヒー豆の輸入停止で消費低迷。戦後をむかえ、1950年以降になり、ようやくコーヒーが普及していきます。

こう考えると、日本でのコーヒーの歴史はまだ浅いもので、パンとの組み合わせもまだまだ余地があるでしょう。

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