パンにはチーズ。日本でひと昔前はプロセスチーズ(一度溶かして、調整して成型したチーズ)ばかりでしたが、最近はナチュラルチーズも多く楽しみが増えます。
チーズは紀元前3500年ごろ、放牧民が中心の西アジアでは、栄養たっぷりのやぎや羊の乳はとても大切な飲みものでした。古代アラビアの商人が羊の胃袋でできた水筒に乳を入れて砂漠を旅していました。途中乳を飲もうとすると、白いかたまりと水のような液体がでてきてびっくりしたとかしないとか。それを食べてみるとなんとも言えないおいしさだったとか…。これがチーズの原型だったと言われています。それは神さまからのおくりものと。