パンのはなし

日本で初めてパンが生産されたのは19世紀半ばに軍用携帯食糧用として開発されたのがきっかけだそうです。日本の歴史から見れば最近のように思えますが、世界的には誕生は8千年前。パンの歴史はとても長いです。

パンが初めて作られたのは今から約7千~8千年前の古代メソポタミアで、小麦粉を水でこね、焼いただけのものを食べていました。その後、発酵する技術を覚えるようになりパンが食べ物として位置付けられるようになりました。当時のパンのイメージに最も近いとされているのが中央アジアのパンを代表するナンとされています。

そこから次第に中央アジアから西アジアに小麦を栽培する技術が継承されていきました。

パン作りの最先端だった古代エジプトや古代ギリシャでは腕のいいパン職人があちこちで名を馳せて、ある職人はブドウ液から作られたパン種も使われるようになりました。いわゆる現在の『天然酵母』製法です。天然酵母は古代からの製法として用いられてきたのです。
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