当店のパンで「~のフォカッチャ」と名前がついてますが、
「フォカッチャ」とはなんだと言うことで。
フォカッチャはイタリアの北部にあるジェノヴァが発祥とされる
シンプルな食卓パンです。日本のイタリアンレストランでも
お店自家製フォカッチャを出されている所も見かけます。
歴史は古代ローマ時代にまで遡ると言われています。
名前の「フォカッチャ」とは「火で焼いたもの」を意味し、
現在では世界中で食べられているピザの原型ではないかとの説もあります。
フォカッチャは特に何も手を加えないプレーンなもの以外にも
ドライトマトやオリーブ、ローズマリーなどをトッピングしたものがあります。
表面にはオリーブオイルを塗って、焼き上がりが平らになるように
くぼみをつけてから焼くのが一般的ですが、バターを塗ったり、
砂糖をまぶして甘くしたりしているフォカッチャ・ドルチェもあります。
フォカッチャの本場、イタリアではビールや炭酸ジュース(キノットなど)と
一緒におつまみとして食べられる事も多いらしく、炭酸と非常に相性が良いとされています。
日本では写真のような四角形のフォカッチャよりも丸形の方をよく見かけます。
当店のこのフォカッチャはパニーニを作るために焼いています。
ご希望がありましたら、フォカッチャのみも提供できますのでお声がけ下さい。