ベーグル物語

ベーグルはユダヤ人が、宗教的な意味あいで焼いていたパンらしいです。かつてのユダヤ人は普段はライ麦で作った黒いパンを食べていたのですが、ユダヤ教の重要な日である安息日だけは、白い小麦でパンを焼き、神に感謝をささげ、これを食べていたのです。

しかし1つ問題がありユダヤ教には、親と子を一緒に食べてはいけない、という決まりがあるのです。この教えに従うと、肉類と乳製品や、鶏肉と卵を同時には食べられません。ところが普通のパンには卵も、乳製品も入っていますから、パンを食べるなら、肉類は食べられません。そこでユダヤ教の人々は卵も乳製品も加えずにパンを焼くようになりました。これが今日のベーグルのレシピの基本になったそうです。卵も牛乳もバターも使わないベーグルは、ユダヤ教の教えに従って作られたパンなのです。

写真 ベーグル 各種290

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