白パン

むかしむかし、黒パンは庶民の食べ物、
白パンは、貴族の食べ物だったそうです。

白パンは小麦で作り、黒パンはライ麦で作るので、
黒パンはライ麦粉じたいが黒く、白パンは小麦粉が白いのです。

王侯貴族や都市のお金持ちは、毎日「白パン」を食べていたそうです。
白パンを焼けるパン職人を特別待遇していたこともあり、本当に白パンは高級品でした。
ライ麦黒パンは、栄養価も高く保存食としても黒パンは優秀でした。

食文化の変化で、わたしたちが食べているパン(白パン)は
全国的に食べられるようになりましたが
昨今の健康志向の高まりでライ麦や全粒粉、胚芽の混合比が高いものも回帰しつつあります。

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